木原君の論文がMacromoleculesに受理されました!
木原君(2026年3月修士卒)の論文がMacromoleculesに受理されました!
大阪ガスケミカルとの共同研究成果です。
フルオレン含有シクロペンテンを新たな環状モノマーとして着目し,その開環メタセシス重合,および得られたポリマーの熱・力学・光学物性を総合的に評価しました。フルオレン骨格を高分子のポリメチレン主鎖に直結する形で導入することで,高Tg,高ヤング率,高屈折率,低(マイナス)複屈折となります。シクロペンテンとの共重合体は,靭性の大幅な向上を達成しました。
このモノマーは市販の安価な原料から2段階で合成できますが,環ひずみの小さいシクロペンテン誘導体(5員環)であり,さらに立体障害の大きいフルオレンがスピロ構造で結合している骨格であるため,これまで重合性モノマーとしては全く着目されてきませんでした。平衡重合であるため,重合条件を低温・高濃度に設定することで,効率よく重合が進行することを見出しましたので,それを起点に様々な重合・物性検討を行いました。
Fluorene-Containing Hydrogenated Polypentenamers
Shota Kihara, Akane Nakajima, Yoshiya Ota, and Shin-ichi Matsuoka*
Macromolecules DOI:10.1021/acs.macromol.6c01591
2026.7.15



